自分の想いを誰かに伝える経験を
NPO法人dattochi home(ダットッチホーム)主催
キッズユーチューバー体験講座
第一回目を開催させて頂きました!
講師は法人理事も務める須田先生。

チェロ演奏家、作曲家として生計を立てている24歳の青年ですが
以前は東大、慶応早稲田などの受験専門塾にて英語の教師も務めていて
楽曲のyoutube再生数は76万回!
子ども達と触れ合う機会をまた持ちたいと思っていたとの事で
今回こちらの講座の講師を務めて頂きました。

今回参加してくれたのは小学校2年生~5年生の男の子たち。
テンション高めの須田先生に最初から引き込まれているようでした。
すぐに撮り始めさせてあげたい気持ちを抑えて
まずはyoutubeを始める際に気を付けるべきリテラシーの部分もしっかりとお伝えしています。
ちなみにリテラシーは八王子生涯学習でもネットリテラシーの講師を務めた「まろやまさん」(八王子で子育てをするお母さんで、youtubeチャンネル「まろやま」にて動画を配信中。お子さんに大人気のHIKAKIN等が所属する「UUUM」クリエイターネットワークに参加中!)が監修してくださりました。

八王子の小学生は今ひとり一台googlechromeが配布されています。
インターネットの世界へと繋がっていくことは楽しい反面、
どんなことに気を付けていったらいいのか。
具体的な例を挙げての説明がとても分かりやすく、
「そうか…。そんな事にも気を配った方がいいんだ」と、大人も勉強になりました。
自己紹介をして
「好きな事を伝える」がテーマの為何を紹介するか書き出します。

始めは何を書いていったらいいのか戸惑っていた子ども達でしたが
「自然観察が好き」
「魚がすき」
「こないだ、海ですっごい魚沢山釣ったの!」
と、だんだんと伝えたい事が明確になってくると
3人とも黙々と紙に伝えたい事を書き出していました。


やりたい事をやっている時の人の集中力というのは
本当に胸を打たれるものがあります。
いざ撮影!

撮影の時のちょっとしたコツなどを須田先生がみんなにアドバイスすることで
なるほど!と子どもたちの目が輝き出しました。
いよいよ編集開始
間が空いたところをカットしたり
音楽を選んだり。
どんどんユーチューブっぽくなっていく動画に
子ども達はかなり釘付け。

時々須田先生が、ちょっとしたプラスのテクニックを加えてくれたりもして
それぞれの動画が自己流でやるのとは違うブラッシュアップがあり、楽しくなっていきます。
お互いがどんな事をしているのか、興味津々の子ども達。


最後少しだけ字幕を入れて更に盛り上がりました。

ユーチューブばっかり観ないで勉強しなさいー!
と私自身8歳の息子を持つ身なので思う事もあります。
ただここで一度「ユーチューブやってみたい!」という前向きな気持ちを利用して
誰かに自分の思っている事を伝えてみる。
そもそも自分は何が好きなのかを考えてみる。どうしたら伝わるか考える。
動画に出てきた自分を見て、客観視をする。
そういった、自己表現力、自己観察力に向き合う時間というものを一緒に創っていけたらという想いの元に開催しております。

そういった体験をしていくことは
これからの社会を生きていく人達にとってとても大切な経験となるのではないかと考えています。
PCを使う事や、それを使って世界中の人と繋がっていくことは
これからの時代もっと当たり前になっていくと思います。
「どうせなら本来の意味でモノにしてほしい!」
その想いを理念としてこのような企画を実施させて頂きました。
こういった経験と同じくらい、外遊びの体験も大切だと考えていて、
願わくば子どもたちにこのふたつが両軸として用意されている環境を作っていけたらと考えております。
【次回開催予定】
9月4日 親子ユーチューバー体験(基礎編)
9月11日 大人ユーチューバー体験
9月18日 親子ユーチューバー体験(応用編)
9月25日 大人ユーチューバー体験
Facebook dattochiみんなの食堂アカウント
講座HP キッズユーチューバー体験講座
からもお知らせいたします。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
参加者のお母さま、プロカメラマンの山本ミニ子様からのお写真を記事にて使用させて頂きました。
山本ミニ子さんのHP にちにち寫眞

開催報告:青井夕美 (NPO法人dattochi home 事務局長)
1件のコメント
コメントは停止中です。